2023年 公演予定
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本公演 | |||
第79回公演 座長っ! |
昭和14年、日本が戦時一色に塗りつぶ されるちょっと前ーー ある片田舎の町にたどり着いた旅芝居 の一座。剣劇の名手でならした座長が召 集されて出征。大黒柱を失い、都会での 興行は不入り・打ち切り。落ち延びるよう に田舎町で芝居を打ち始めた一座の、怠 惰で不器用で、これっぽっちも上昇志向 のない営み。 時代のモノサシから思いっきりはずれ た生きざまの、人間臭い魅力を描く河本 瑞貴書き下ろしの舞台。 コロナ禍の数年間、演劇をはじめ芸術、 芸能に関する活動は「不要不急」と言わ れ、ほぼすべての活動が停止を余儀なく された。 「不要不急」ーー「役に立つ」「役に立 たない」を誰が決めるのか? そもそも、人間が生きているという、複 雑で、矛盾だらけで、それ故の面白みもあ るというこの現実を、たった一本のモノサ シだけで計ってしまってよいものだろう か。 今回登場する旅芝居の一座、一片の上 昇志向もないこの登場人物たちの営みを 通して、「役に立つか立たないか」という 現代のわれわれがいつのまにか囚われて しまっているこのモノサシの、行きつく先 を見つめてみたい。 |
作/演出■河本瑞貴
美術/舞台監督■伊達一成 〈協力〉 〈協賛〉 出演■ 野口雅弘 |
2023年 12月6日(水)~10日(日) 六本木 俳優座劇場 12/6(水)...18:30 ◎日時指定/全席指定席 ■料金 前売一般=4,500 円 *「劇団1980を支持する会」ご入会の方 は 3 割引きでご覧いただけます。 10 月30日(月)より発売 ■お問い合わせ ■インターネット予約 ◆出演者 各予約フォーム |
第78回公演 豊後訛り節 |
乗用車海へダイビング。 母子三人が水死。父親は自力で脱出。 死んだ母子に三億円を超す保険契約。 保険金詐取のための計画殺人か? 有り余るほどの状況証拠。 心証クロ。然しーー 殺人を立証する直接証拠、無し。 大分県別府を舞台に、 法社会に牙を剥いた男と捜査班の 獰猛な戦いが始まる。 劇作家・藤田傳が、1974年に起きた「別府三億円保険金殺人事件」別名「荒木虎美事件」を事件直後から逮捕・起訴・ 一審・二審と追い続け、1984年に書き下 ろした戯曲。 2020年のスタジオ公演(第23回テアト ロ演劇賞特別賞)を経て、法と社会の危う い均衡を、再び鮮烈に構築する。 |
作■藤田 傳 演出■山本隆世 装置■ 小林岳郎 照明■増子顕一 株式会社SLS 音響■齋藤美佐男 株式会社TEO 音楽■諏訪 創 衣裳■佐々波雅子 殺陣■佐藤正行 舞台監督■西條義将 写真■宮内 勝 撮影■コラボニクス 制作■柴田義之 〈協力〉 〈協賛〉 共催■藤田傳をたどる会 出演■柴田義之 金子由之(劇団昴) |
※終演しました
3月25日(土)~29日(水) 東京芸術劇場 シアターウエスト 3/25(土)...13:00<プレ公演> ◎日時指定/全席指定席 ■料金 ★夜割引=3,300 円(前売・当日共) ◎シニア(70 歳以上)=3,500 円 当日券は、各日の開場30分前より劇場受 付にて発売いたします。 前売・予約開始→2月3日(金)
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HITS スタジオ公演 | |||
![]() 日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演(演出家部門) 主催:公益社団法人日本劇団協議会 助成: |
ある時間
劇作・演出家藤田傳(ふじたでん/1932?2014/劇団1980主宰者)が1965年、俳優小劇場に書き下ろした「ある時間」(同年12月、紀伊國屋ホールで上演)。 |
作■藤田 傳 演出■神原弘之 装置・衣裳■佐々波雅子 協力
伊藤弘子 |
全公演終了いたしました。 《公演日程》 2023年 9月27日(水)〜9月30日(土) 下高井戸 HTSスタジオ ■9/27(水) 全8回 ★全席指定 ■料金 ■電話予約・お問い合わせ |
旅公演 国内演鑑連公演 | |||
![]() 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 (統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事 業(アートキャラバン2)) 独立行政法人日本芸術文化振興会
徳島市民劇場 〈演鑑連公演〉 |
素劇 すげき 楢山節考 人が " 生まれ、生きて、死ぬ "ことの意味、命あるものの在り方を問いかける深沢七郎の原作を、" 素劇 "なればこその魅力で構築した舞台です。 山と山が連なって、どこまでも山ばかり。そんな山間にある小さく貧しい村。食料に乏しく、子孫が生きていくために、70歳になると誰もが楢山にいかなければならないという掟のある村??しかし、「素劇 楢山節考」は、決して姥捨ての話だけではありません。貧しい村で、家族や村人たちが助け合って生きて行く四季折々の営みを、“楢山節”という唄を通して描いています。そこには、ヒトが豊かに生きることへの知恵があります。 ♪楢山祭りが三度来りゃよ 村人たちが唄う楢山節の数々をたどりながら、原作『楢山節考』が問いかけるヒトが生きる意味、生きとし生けるものの命のつながりを、"素劇”ならではの魅力で描き出していきます。 |
原作■深沢七郎 構成・演出■関矢幸雄 演出補■河本瑞貴
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※終演しました
《公演日程》 ■あわぎんホール
■IMAホール |
海外公演 | |||
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原作■深沢七郎 構成・演出■関矢幸雄 演出補■河本瑞貴 出演■ * 清水美帆子 |
《公演日程》
〈キシナウ〉 〈オラーデア〉 |